風のささやき

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ことのは

若いころや子どもの頃って、
ずいぶん、言ったことや聞いたことについて、
揚げ足取りみたいなけんかや冷やかしをしてたなー。
「言った、言わない」っていうけんかや言い合いもしょっちゅう。

そして、
思春期になると、
大好きな人が発するたった一言が、
もう有頂天になるくらいうれしかったり、
逆に、すごく心を傷つけられたり。

その人が何を言ってくれるか、
っていうことに囚われや強い期待を持ったり。

だけど、
私も相当いろいろな人間関係を潜り抜けていい年になってきたからなのか、
その人が何を言うか、っていう事よりも、
その人がどんな歩みをしてきたのか、
どんなことをしてきたのか、しているのか、
っていう方が重要だと思うようになった・・・。

若いころは気持ちのいい言葉を聞きたかったけれど、
最近では、
耳に痛い言葉を言ってくれた人の方がむしろ有難いな、
大事だな、って思えてきたりもして。

私は、あまりにバカ正直すぎて、
・・・というか、子どもの頃嘘をついてひどい目にあってからトラウマがあって、
思っていないことは言えない人になっちゃったから、
上手なことが言えなくて損をすることも多いけれど、
でも、言おうと思えばいくらでもいいことは言えるものだと思う。
だから、逆に、
人間は、つい意識するしないにかかわらず、
つい相手が求めるような気持のいい嘘をついてしまうものだと、
そう思っていた方がいいと思うくらいよ・・・。

言葉は、言の葉って書く。

葉っぱは軽く風に泳ぐ。

つまり、言葉は、軽いのよ。

最近、「失言問題」で、
立場の上の人たちが職を辞するような事態が続いているけれど、
揚げ足取りをしても何も始まらないと思うのね。

勿論、想っているからつい出てしまう言葉だってある。
それなら、そこを素直に謝ればいい。
考えを改めればいい。

それよりも、たった一言で、
これまで積み上げてきたことを放り投げなければいけないほどの何かが、
その言葉自体にはあるのかどうか、私はちょっと疑問だったりするの。

つい、本音がポロリと出ちゃうことがあることも否定しない。
でも、それが、そのほかの実績をすべて帳消しにするほどのものなのかどうかは、
すごく熟慮する必要があるのじゃないのかな、と。

なんでも、
「はい失言ですね、退場です。」
はないでしょうと・・・。

そうか、我が国日本の国民は、みんな子どもなんだ。
だから言葉一つに囚われちゃうんだな・・・

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by reraiswind | 2011-09-14 17:44