私は、
日曜学校がそばにあったり、
おばあちゃんっ子だったからなのか、
お坊さんのお話を聞く機会が多かったから、
神様の存在や、あの世の存在を強く信じてる。
実際に死んだら終わりじゃないし、
この世の人、モノじゃないものも感じられるせいかもしれない。
信じてるっていうより、あるという確証。
だから、
この世とあの世は行ったり来たり。
そして、この世はまさに修業の場。
そして、
生まれたときから、
人は必ず死んであの世に帰ることを約束されている。
どうせ死んでしまうのに、
どうしてこんなに頑張ったり、
欲張ったり、悲しんだり、
.
喜んだりするんだろう・・・。
って思うけどそれもすべて魂の向上のため。
日本出張中に、
実は突然の悲報を受け取っていました。
人の一生なんて、
神様の仕組んだ筋書きの中での、
あるいは宇宙の営みの中での、
ほんの一瞬の瞬きのようなものなのかもしれないけど。
それでも、
私の命はきっと誰かに影響を与え、
私も人の命に影響を受け、
あなたの命も、彼の命も、彼女の命も。
みんなの一つ一つの命も。
きっと誰かを愛し、愛されて、
この一瞬を生きているんですよね。
そして、それこそが、魂を磨き上げるためのたいせつなこと・・・。
人の一生が、
こんな風にはかない一瞬のものだったとしても、
だからこそ、かけがえのない、
たいせつな瞬間だともいえるわけで。
大切な瞬間、大切な命、大切な人を失う悲しみ・・・
人は誰でもいつか死ぬ、
そんな普遍的な事実の前にも、
やっぱり悲しまずにはいられなくて。
心からのご冥福をお祈りしています。