風のささやき

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共感するということ。

離婚は、今から約20年前のことです。
前夫に多額な借金が出来てしまい、
それを私が連帯保証していたのです。
私は、夫婦揃って力を合わせれば返せないことは無い、
そう思っていましたが、
当事者である夫が、
私には何の相談も無いうちに自己破産をし、
結果、全ての借金が私の肩にのしかかってきたのです。
その行為を見て、生き方の相違を感じ、
結果として、離婚という選択をしたんですが。

最終的に望んで離婚したとはいえ、
多額の借金に加えて、
まだ幼い子ども達3人を抱えて、
心のそこから不安だったし、
自分は、世の中からも忘れ去られた、
とってもちっぽけな存在だと感じ、
心に大きな穴が開いたような感覚になりました。

そして、離婚したことで、
「孤独であるということはこういうことなんだ」ということを体験したんです。

それまで、
なんとなく一人っ子でわがままだったし、
若い娘の頃は誰だって周りがなんとなくちやほやしてくれるし。
「孤独」というものがどんなものかわからなかったので、
だから、今は、
「離婚して良かった、寂しいということがどんなことか知ることが出来たから」
そう思っているんです。

それと同じように、



今、PTSDになってはじめて気がついたことがあるんです。

それは、
「共感してくれる人がいることがどんなに生きるうえで励みになるか」
って言うことです。

私自身、
心の病にかかる人は弱い人、
逃げている人、って言う偏見があったので、
最初は周りの反応が怖かったんです。

でも、
カミングアウトすることで、
私は多くの人たちに支えてもらえていることを改めて感じることが出来、
さらには、私が受けた外傷(原因)に対して、
「間違っている!ひどいよね!」と共感して理解してくれている人たちがいること、
これがとっても支えになるんですよ。

だから、
今は、PTSDになってよかったな、とさえ思えるんです。

もし、今度私が誰か心が弱った人を見かけたときに、
どんなことをして差し上げれば、
その人の力になるか、って言うことがよくわかったのだから。

だからこそ、
私自身が、いまこのPTSDと向き合っていることにも意味を感じられたりするのです。
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by reraiswind | 2011-05-28 22:15 | ささやかな意見 | Trackback | Comments(0)
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